模試の点数は気になるところだとは思いますが、私大文系の場合は、模試よりも、過去問の得点率で考える方が実際的です。
マーク模試は、問題内容が実際の私大とは大きくことなります。
記述模試は、問題内容は私大に近いですが、記述なので形式がかなり異なります。
「私大は過去問の得点率を一番気にする!」ことが大切ですので、模試は参考程度にしておいてください。最後に共通テストと英語の得点率もご紹介します。
入塾前

英国の苦手がはっきりしています。
入塾後:国語49.0→77.3

国語は一気に上がりました。法政が第一志望で漢文が必要ないので、偏差値が77.3まで上がっています。
英語は6月から受講を始めたので、まだ教えてまもなく、特に変化がありません。この時は31/100で3割程度ですね。
やはり、「英語が圧倒的に苦手科目」と、本人は英語に強い苦手意識がありました。
共通テスト英語の変化:61/100→91/100
10月から、塾内で共通テスト英語のリーディングチャレンジを始めました。時間内で解き切る感覚を身につけることを一つの狙いとしています。

10月4日に実施したテストでは、ギリギリ6割に到達する程度でした。ただ、本人は「前まで3割とかだったので、点数が倍になって嬉しいです!!」と喜んでいました。
「人と比べるのではなく、過去の自分と比べていく」精神は非常に重要ですね。

11月15日に実施した第7回では、91点まで点数を伸ばすことができました👏
6月からひたすら抜けていた文法を補いつつ、長文読解で文法を活かせるように勉強してきた成果を発揮してくれました。
ただ、勉強は成績が上下するのが普通です。結果を気にするのはある程度仕方ないですが、丸つけを通して、「忘れていた情報の補完」を通して成績は高いレベルで安定してきます。
私大国語の過去問得点率



国語は、MARCHを中心とした私大の過去問を、毎週時間を計って解いています。
軒並み80%前後の点数が安定して取れており、特に第一志望の法政は91.9%と素晴らしいですね。
彼の場合も、「偏差値77も取れて『国語はもういいだろ~』と調子乗ってたら、今回は50台でした…」というように、偏差値の前後はありました。
ただ、冒頭でも言いまいたが、【私大はあくまで過去問がベース】です。
模試の偏差値ではなく、「過去問が取れるか?」を常に最重要の要素として、計画や受験プランを立てていくのが間違いないですよ。