塾長挨拶

新塾 塾長 山下翔平
新塾 塾長 山下翔平

私の中高時代

私は福岡の田舎出身で、のほほんとした学生生活を過ごしておりましたが、マンガをきっかけに高校時代は囲碁部の活動に打ち込みました。

ただ、大会である程度の結果は出せたものの、成績は学年で2年連続ほぼ最下位。授業中に先生からあてられて生徒が答える場面でも、私だけ飛ばされるほどでした。

そんな私も受験生になりましたが、なぜか根拠のない自信だけはあり、「囲碁で結果出したんだから、勉強は本気出せばいけるでしょ♪」と周囲に話していました。

しかし、偏差値は最終的に50までしか伸びず受験した大学すべてに落ちました。

一方で、友人は全員部活と勉強を両立させ、現役で難関大に合格していきました。

受験時は勉強時間だけはそれなりに取っていたので、「自分は本当はバカなのかもしれない。自分は友達とは違うのかもしれない」と深く落ち込みました。

それから自分の至らなかった点を徹底的に反省し、携帯は解約、髪は坊主にして土日も12時間以上勉強をつづけました。

そのおかげか、7月の模試で偏差値70を人生で初めて超えました。

一年を振り返ってみて一番うれしかったのは、大学合格よりも、努力の結果成績が上がった瞬間だったと今でも昨日のように思い出します。

結果として夏の早慶模試でも全国100番以内に入り、マーク模試でも全国11位まで上がり、第一志望の早稲田大学法学部に合格できました。

その一方で、勉強を継続できず成績が上がらない浪人生もいました。

彼らは春や夏には教室でも目立って元気でしたが、秋ごろから暗くなっていき、授業にもこなくなるケースもありました。

「受験においては、自らを成長させていくことでしか自分を支えることはできない」と強く感じ、指導年数を重ねた今でも、その考えは正しかったと思っています。

なぜ新塾は「成績が上がること」を最重要視するのか

受験は勝負がはっきり出ます。

どんなに苦しくても最後まで勉強を継続し、合格を勝ち取った生徒にとっては良い思い出に逆に思うような努力ができず結果が出てなかった生徒は苦い思い出になることを十分に知っています。

だからこそ、新塾は「生徒の成績を最大限上げること」に特化した塾となっております。

「やれる範囲で負荷が軽い勉強をする」のは一見楽かもしれませんが、成長が実感できずかえって勉強が続きません。

成長がなければ勉強を楽しむことはできません。

しかし、「厳しくても真剣に勉強し、早い段階で成長を実感する」経験ができると、今までつまらなかったものが楽しくなり、長期的に見ると勉強を楽しく継続できます。

学習が楽しくなる実感を持てるということは、大学受験だけでなく、今後の人生にも大きく影響すると考えています。

仕事は膨大な勉強が必要なものも多々あります。

また、慣れないうちの仕事は辛いものです。

そこで踏ん張り切れるかどうか。

それを左右するのは、「つまらなかったものが楽しくなる」という経験なのではないかと私は思っています。

もちろん辛いときには周囲の励ましが必要です。

一番つらいところの勉強をできるだけ細分化し、生徒が最後までがんばり切れるように応援することが大切だと考えています。

応援の力はものすごく、応援によって一人では乗り越えられなかった壁も乗り越えられた生徒を何人も知っています。

生徒の皆さんにも辛い時でも決してあきらめない。自分に負けない。

その中で結果を出し、最後に最高の「勝ち」と「価値」を手に入れる。

そういう大学受験であってほしいと思っています。

新塾の理念|生徒が自分の可能性を見つけ、大きな人生を生きる基盤をつくる。

私は、中高生の皆さんにとって、勉強でも、芸術でも、スポーツでも、趣味でも「何かに挑戦すること」は極めて重要なことだと思っています。

何かに挑戦することで主体的な集中力が鍛えられます。

「どうやったらもっと上手くなるのかな?」と自然に考えることで思考力も育まれます。

そして成長を通して、自分の可能性に気がつくことができます。

自分の可能性を信じられるかどうか」私はこれが人生における岐路を分かつ重要な要素だと思っています。人間は「過去~現在」のことしか認識できません。その中で、自分を大きくする勇気の一歩を踏み出せるかは「自分の可能性を信じられるかどうか」にかかっています。

私は周囲と同様に大学三年生になって就活を始めました。

就活生にはありがちな話かもしれませんが、大半の就活生は「年収、社会的地位、仕事が楽かどうか、転勤があるかどうか…」など自分の生活を第一に就活を行うことが一般的かもしれません。

私は高校時代囲碁である程度結果を出せたこともあり、「う~ん……なんとなくだけど、この仕事して自分の可能性を大きく広げられるイメージがわかないなあ」と思い、大学院に進学しました(今考えれば安易な選択ですが…笑)

その後「教育界に貢献したい」との思いから文部科学省を受けました。

圧倒的に準備をして臨んだので、「絶対受かる!」と思っていましたが、最後の面接で落ちました。絶望して大学院も休学し、半年以上引きこもりのような生活を送りました。

その後なんとか就活をして様々な企業から内定をいただけたものの、「自分が本当にしたいのはこの会社の仕事なのか…」と悩み、結局内定はすべて断ってしまいました。

周囲には気楽に映ったかもしれませんが、私は自分が働いている姿が見えずとても悩みました。

そんな時、ある日一冊の本に出会いました。そこには「社会的地位は他人が決めたランキングだ。それよりも自分が決めたランキングで生きた方が楽しいのでは?」と記載されていました。

私は「自分はいままで社会的な地位が高い仕事にしか目がいってなかった。そのせいで、『自分が本当にしたい仕事』ではない仕事を探してしまっていた。人からどう見られるかではなく、自分が本当にしたい仕事をしよう!」と決意し、幼稚園の先生と予備校講師で迷った結果、予備校講師になりました。

正直予備校講師、塾講師の仕事は社会的な評価は高くありません。両親からも強く反対されました。講師一年目はお金もありませんでした。

しかし、「教育界に、生徒に貢献しよう!」という気持ちは強く、受講生はどんどん増え、日本最大の映像授業で教える機会もいただけるようになりました。

気がつけば、大学の学部時代に自分の生活を第一に考えて就活した友人よりも、余裕のある生活ができるようになりました。(起業したのでまたお金はなくなってしまいましたが…笑)

私は「自分の生活に汲々とするのではなく、自分が心から貢献したいと思える分野を見つけ行動を積み重ねる。そうすることで、自分の生活だけを考えるより、はるかに充実した生活を送ることができる」と確信しています。

どんな分野でもかまいません。仕事でも、子育てでも、芸術でもなんでもかまいません。皆さんにも、将来的に「私はこれが好きだ」「私はこれに価値を感じる」と思える分野に貢献できる人生を送ってほしいのです。

ただ、自分よりも大きな分野に貢献しようと挑戦することは勇気がいります。その勇気の源泉が「自分の可能性を信じる」ことなのではないかと私は考えています。

もちろん学歴自体も重要です。何かに貢献するには自分に力がなければなりませんし、社会の重要な地位の大部分は一流大学卒業者が占めていることは論を待たないでしょう。

しかし、それと同時に一流大学を卒業すれば人生が保証されるわけではありません。

皆さんには勉強を通じて自分の可能性を見つけ、自分が納得できる大学に通ってほしい。そこで自分が心から貢献したいと思える分野を見つけ、そこへ貢献してほしいと強く願っています。

なぜなら、自分の事しか考えない人生に比べ、そのような生き方が皆さん自身の生活や人間関係をよりよいものとし、皆さんが他の人からも必要とされる、充実した人生を送ることができるからです。

皆さんには必ずそういう自分になれる可能性があると私は知っています。

そういった大きな人生を生きる基盤を新塾で作っていただければこれ以上の喜びはありません。

可能性あふれる生徒の皆さんと共に成長していきたい。

それが私にとって「心から貢献したいと思えること」なのです。

新塾 塾長 山下翔平

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